思い出

2002年5月9日
彼から夜勤明けのただいまメールが届く。
きっとまたすぐ寝てしまうだろう。
最近忙しいな。
それだけ年数勤めて会社にとっても
重要ポストになってきたのかもしれない。
帰ってきて、あ、ゆいにメールしなくちゃ!って
少しでもゆいの事を思い出してくれたらいい。
ずっと忘れてるのは嫌。

記憶は忘却のかなた。
離婚した時に某人に言われた言葉。
今は辛くて頻繁に思い出す事でも、
今日はこれだけの時間思い出してしまった。
今日はこれしか思い出さなかった。
しばらく思い出すことが無かった。
そうやってだんだん忘却のかなたへ
消えていくもの。
だから、早く忘れられるといいねと。

全く前の生活を忘れた訳ではない。
離婚した当初は夢に何度も向こうの家族が
出てきたし、
夢見たくない余り不眠症に陥りかけた。
支えてくれたのは彼だった。
たまにまだ思い出す。
ブルーになりそうになる。

でも、彼の声を聞き、
彼と共に歩いた場所、行動を思い出し
彼と会話した事を思い出し
ブルーな思い出は忘却のかなたへしまいこむ。
全て忘れてしまえるほど
彼との幸せで記憶を一杯にしたい。

彼は寂しくないように、いつも
ゲーセンのものだけど、何かしらゲットして
渡してくれる。
ぬいぐるみがついてるおもちゃを
お揃いでゲットして
一緒にバッグにつけて、
寂しくないからネ。って。
二人だけの思い出。
二人だけの秘密。
二人だけの楽しみ。

私が離婚成立した時、彼が言ってくれた言葉。
頑張ったね。俺が幸せにしてやる。

その言葉は記憶のかなたへ行かないように
覚えておきたい。

こんなこと書くなんて
今日もちょっと寂しい病かな。

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